Watchmen: The End is Nighを遊んでみたよ

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  • who will watch the watchmen?
  • というわけでBCCさんに以前頂いたWatchmenのゲームをあそびました。BCCさんありがとうございます。
  • Watchmenアラン・ムーア原作のアメコミ。後にザック・スナイダー監督の手により映画化されて、評価が自分の近辺でもまっぷたつに分かれたのが記憶にのこっているけれど。さて、ゲームの評価はどうなんでしょう?

  • ゲームは非常に、これ以上無いくらいオーソドックスなアクションゲーム。プレイヤーキャラクターはロールシャッハかナイトオウル2世の二人が用意されている。弱、強攻撃を組み合わせて攻撃し、敵を倒していく。体力は一定時間攻撃を受けずにいると自動的に回復していく。また、各キャラに攻撃を当てたり受けたりすることで貯まるもう一つのゲージがあり、これを消費することで特殊能力を繰り出すことが出来る。
  • グラフィックはかなりのクオリティで、水の描写は特に美しい。基本的に暗い場面が多いので、ロケーションの変化による新鮮さがイマイチ出きらなかったのが惜しい。クオリティに比して負荷が軽いのは素晴らしい。ただ残念なことに30fps制限がかかっているようで、長時間かぶりつきでやっていると酔うかもしれない。

  • それで、肝心のゲームプレイが酷いというか底が浅いというか。前へ進む→雑魚がワラワラーと出てくるので倒す。それだけ。それだけなんですわ。雑魚もスキンこそ着せ替えられるけれど、モデルがたった2つしか無いので余計に安っぽさが漂う。コンボも一応あるけれど、必要な場面が無いので無意味極まりない。クリアまで3時間ほど。
  • このゲームはつまり、アクションとしての面白さを追求して作られてはいない。じゃあ何を目標に作られたかというと、Watchmenの世界を堪能することなんじゃないかと思う。それが一番出ているのがプレイヤーキャラクターのモーションのすばらしさ。ロールシャッハは怒りを体現したかのような荒々しい暴力も、ナイトオウル2世のイマイチ足の上がりきっていないキックも、非常に生き生きとしている。

  • やってて面白いとは口が裂けても言えないので、Watchmenが大好きで、シャッハさんを使って思いっきり暴力を振るいたいとかそういう人向けです。