Watchmen: The End is Nigh Part 2を遊んでみたよ
- 引き続きPart2の方も遊んでみました。重ね重ねBCCさんありがとうございます。
- 元々エピソディック形式のDL販売ゲームとして作られていた、というか分割して売ってる感じ。このメリハリの全く無い、プレーンな内容のゲームをまとめてボリュームだけ増やしたらそれはひどい事になったような気がするので、分割して売るのはアリだったんじゃなかろうか。ファンの心境を無視して良ければの話だけど。
- ゲームプレイは前作と全く変わっていません。相変わらず前に進んだら雑魚が湧いてくるのでそれをなぎ倒して次、だけです。ステージ数が減って、その分一つ一つが冗長になったのはマイナスだと思います。
- しかしなんと、モデルが2つだけだった敵キャラに、新たに女性型が加わったのだ! すごい!
Watchmen: The End is Nighを遊んでみたよ
- who will watch the watchmen?
- というわけでBCCさんに以前頂いたWatchmenのゲームをあそびました。BCCさんありがとうございます。
- Watchmenはアラン・ムーア原作のアメコミ。後にザック・スナイダー監督の手により映画化されて、評価が自分の近辺でもまっぷたつに分かれたのが記憶にのこっているけれど。さて、ゲームの評価はどうなんでしょう?
- ゲームは非常に、これ以上無いくらいオーソドックスなアクションゲーム。プレイヤーキャラクターはロールシャッハかナイトオウル2世の二人が用意されている。弱、強攻撃を組み合わせて攻撃し、敵を倒していく。体力は一定時間攻撃を受けずにいると自動的に回復していく。また、各キャラに攻撃を当てたり受けたりすることで貯まるもう一つのゲージがあり、これを消費することで特殊能力を繰り出すことが出来る。
- グラフィックはかなりのクオリティで、水の描写は特に美しい。基本的に暗い場面が多いので、ロケーションの変化による新鮮さがイマイチ出きらなかったのが惜しい。クオリティに比して負荷が軽いのは素晴らしい。ただ残念なことに30fps制限がかかっているようで、長時間かぶりつきでやっていると酔うかもしれない。
- それで、肝心のゲームプレイが酷いというか底が浅いというか。前へ進む→雑魚がワラワラーと出てくるので倒す。それだけ。それだけなんですわ。雑魚もスキンこそ着せ替えられるけれど、モデルがたった2つしか無いので余計に安っぽさが漂う。コンボも一応あるけれど、必要な場面が無いので無意味極まりない。クリアまで3時間ほど。
- このゲームはつまり、アクションとしての面白さを追求して作られてはいない。じゃあ何を目標に作られたかというと、Watchmenの世界を堪能することなんじゃないかと思う。それが一番出ているのがプレイヤーキャラクターのモーションのすばらしさ。ロールシャッハは怒りを体現したかのような荒々しい暴力も、ナイトオウル2世のイマイチ足の上がりきっていないキックも、非常に生き生きとしている。
- やってて面白いとは口が裂けても言えないので、Watchmenが大好きで、シャッハさんを使って思いっきり暴力を振るいたいとかそういう人向けです。
Zeit²を遊んでみたよ
- nkmr君から貰ったZeit²というゲームを頂いたのであそびました。nkmr君ありがとう。PCではSteam他D2DやGamersGate等のDL販売サイトで販売中。また、Xbox360にもあるようです。
- Zeit²は横画面横スクロール型のシューティングゲーム。時間を巻き戻したり進めたり出来るのが大きな特徴で、過去の自機に攻撃を当てることで様々な特殊攻撃が出来る。これを駆使しつつ敵をなぎ倒していく。
- ライフ制を採用しており、攻撃に当たれば減るのは当然として、青白いオーラをまとっている敵は放置しておくとどんどんライフを吸いつつ逃げるので、時間巻き戻しを駆使して敵を逃がさないように殲滅するのが基本方針になる。時間巻き戻しというシステムを念頭に置いた敵配置は一定の工夫が見られるけれど、やはり大雑把という印象。外国製シューティングはどうも敵配置がイマイチなものが多い。
- 過去の自機に攻撃を当て続けると発生する衝撃波が少々強すぎるように感じた。上下に散る敵を時間巻き戻しを使って分担しつつ倒すというのがよく出てくるパターンなんだけど、衝撃波はかなりの範囲の敵をまとめて倒せるので、これはこんなんでいいんかなと。
- 敵を逃さず倒していくことで得点倍率が上がる他、早送りをするとさらに倍率がかかるなど、スコアラー方面にも配慮した作りは良いと思った。チャレンジをすればスコア的な見返りがあるというのは正しい調整だと思う。
- ボス戦に工夫や迫力が欠けたのが非常に残念。
- とても良いアイディアを元に作られたゲームで、触ってみたいという気にさせるのは素晴らしい。けれど背景や敵配置、ボスなど詰めが甘いと感じられる部分も多々。それでも敵とか攻撃なんて垂れ流せばいいんだろ? 的その他シューティングと比べれば本当に頑張ってるんではないでしょうか。
- そういえば本作はパブリッシャーは何故かUBI softです。UBIとインディーズといえば、最近Bloody Good Timeのデベロッパーに対するイジメというかブラック的なやり方が記憶に新しいですが、Brightside Gamesは大丈夫なんでしょうか?
あけましておめでとうございます
- 昨年はSteamに来てほしい同人ゲームのまとめと問題点を書こうと思って書かなかったり、steamセールのIndie作品について解説を書こうと思って書かなかったり、たくさんいただいたプレゼントについて書こうと思って書かなかったり、MotYとIotYについて書こうと思って書かなかったり、いろいろ書きませんでしたごめんなさい。今年はもうちょっと書いていきたいと思います。
- よろしくお願いします。
追記:勝手にリンクを何個か追加しました。
今後Steamで販売されそうな、されてほしい同人ゲーム その3
- 前回の続きです。
SITER SKAIN http://www.siterskain.com/
- 神威 公式
- 神威については散々褒めちぎられているので今更自分が言うことは殆ど無いんですが、その凄さは今遊んでも普通に楽しく遊べてしまう点にあるんじゃないでしょうか。徹底して考えぬかれ、練りこまれた敵配置や攻撃が、驚異のリプレイ性や普遍性を生んでいます。本当に面白いものはいつ遊んでも面白いということを改めて感じさせてくれるゲームです。
- Reflex 公式、4Gamer紹介記事
RebRank http://www.rebrank.org/
- 五月雨 公式、4Gamer紹介記事
- 世のシューティングゲームが弾幕化し、大量の弾をただ耐え忍んで粘るというふうに風景が均されてしまった頃、五月雨は例え弾幕であってもスピード感や攻めのプレイを実現できると証明しました。「お前ら、前に出ろ」のコピーの通り、画面下にヘバりつくのが楽しいと思ってたプレイヤーに新たな地平を開きました。ところでRefRainはまだですか。おねがいしますよ。
Ruminant's Whimper http://negishiomaru.nobody.jp/
- HellSinker. 公式、4Gamer紹介記事
- 犬丼帝国と言ったほうが通りがいいかもしれません。フリーゲームの常識を覆す凄まじいクオリティと難解すぎるシステム(と説明書)でいろんな人をびっくりさせた「らじおぞんで」。作者のひらにょん氏が、ぞんで後に一人で作り込み続けて完成させたのがHellsinker.です。常識外の徹底した作り込みと、難解ながら乗りこなすと抜け出せなくなる中毒性の高いシステムでびっくりしました。俺が。完成度の高さ、演出の素晴らしさを是非感じていただきたい。本当に。
- いかんせんシューティングに知識が偏っているのが何とも言えない。何か「これSteamでいけるんじゃね」というオススメの同人ゲームがあったら教えてください。
- ディアドラエンプティやへるしんかの動画はななぽさん製作のものを使わせてもらいました。ありがとう。
- もう一回くらい何か書くかもしれません。